
南北朝・菊池一族歴史街道推進連絡協議会の発足式が、熊本県菊池市で行われました。
これは、菊池武光公生誕700周年にあたる今年、関係自治体で連携をとり、歴史文化の発信、交流人口増をはかろうというもので、菊池市の呼びかけで、久留米市・うきは市・八女市・大刀洗町、そして、大原合戦の舞台となった小郡市として参加しました。
記念行事では、懐良親王が幼くして離れた京を偲ぶ慰みとして始められた京都の新春祝儀、『御松囃子御能』(国の重要無形民俗文化財)や菊池市職員による演武『筑後川の戦い』が披露されました。
また、舞台上で、協議会参加自治体と南北朝・菊池一族とのつながりの歴史紹介の後、記念撮影が行われました。
そして、歴史コメンテーター金谷俊一郎さんが、「世界一わかりやすい南朝の英雄 菊池武光」の記念講演で、後醍醐天皇の建武の新政の新たな評価、尋常小学校の教科書に取り上げられながら、戦争利用により正しく伝わっていない武光公の偉業などを話していました。
つながるまち小郡市は、歴史文化であらたな展開が始まります!