10月24日(日)静かに生誕祭を開催しました

 野田宇太郎先生の生誕80周年を記念に始めた生誕祭は、今年で32回、松崎の桜馬場で開催いたしました。

 コロナ禍により、昨年は中止、今年は少人数での開催となりました。

 

 野田宇太郎「水鳥」詩碑前に設けられた祭壇に、献花、そして野田先生の大好きだったコーヒーでの献茶をいたしました。

 

 生誕祭に合わせ行われている献詩の募集では、去年中止としたために、どれくらい集まるのか心配されましたが、1,487点もの作品が全国から寄せられました。

 

 

 小学生の部一席は立石小学校6年生の井手上萌々さんの「桜風」、

 中学生の部一席は寝屋川市立第九中学校3年生 川﨑愛弓さんの「淋しい味」、

 一般の部一席は青山勇樹さんの「樹」です。

 

 みなさんの作品は、野田宇太郎文学資料館のHPで見ることができますので、是非。

 

 

  参加人数の少ない寂しさの中、式典の最後に野田先生の詩「松崎の道」が流れました。この詩に曲をつけられた山田昤子先生は昨年急逝されました。例年であれば地元の方々に合唱で披露していただきますが、今年はその合唱もなく、山田先生のお姿もないこの式典が寂しく感じられました。

 

 当日の式典の模様は近日、小郡市広報の公式YouTubeチャンネルで公開されるそうです。

 11月20日(土)14時からは、「野田宇太郎が遺した文学史の道標」記念講演会が開催されます。元・北原白秋生家・記念館館長の大橋鉄雄さんが講演をされますので、ご都合の合う方はご参加ください。

 

◆第32回野田宇太郎生誕祭献詩・一席受賞者コメントと作品発表

 

企画展「野田宇太郎が遺した文学史の道標」記念講演会

 

◆当日の様子をyoutubeにまとめましたのでご覧ください

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