10月27日(日)生誕110年、野田宇太郎先生の思いをつなぐ

 10月27日、第30回野田宇太郎生誕祭が、松崎の「水鳥」詩碑前で行われました。


 野田先生の生誕80年という節目の年から始まった生誕祭は、令和元年で30回を迎えました。野田先生の功績を讃え、遺志を継承する活動が、今も地道に続けられています。


 今年も全国からたくさんの献詩が寄せられ、生誕祭30回を記念した特別賞「水鳥賞」に、立石小学校4年生の池田奈津子さんの「コンテナ船」が選ばれました。小学校の部一席に三国小学校4年生の大津陽菜さんの「精ろう流し」が、中学生の部一席に筑陽学園中学校1年生の市来雅人さんの「雨の日」が、一般の部一席に神埼市の佐藤友則さんの「黄色いレインコート」が、それぞれ選ばれ、式典では入賞者の素晴らしい朗読が披露されました。


 入賞者の表彰後、野田先生が作詞した「三井高等学校校歌」「立石小学校校歌」、そして野田先生の詩に曲をつけた「松崎の道」「いちご」の合唱が行われました。


 最後に、野田先生のお孫さんがご挨拶され、一緒に暮らしていたころのエピソードが紹介されました。

 野田先生の功績を改めて意識するとともに、その存在が身近に感じられる生誕祭となりました。

 

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