10月5日(火)コロナ今後の見通しは…

 第141回福岡県市長会研修会が5日ウェブ開催されました。
 総会では、再任市長としての紹介があり、あいさつをさせていただきました。

 そして、8月の大雨やコロナによる職員派遣の報告などが行われました。


 「新型コロナウイルス感染症の対応と今後について」の研修会で、飯塚病院感染症科の的野多加志部長が講師でした。
  的野先生は、感染対策では「マスクを外した会話にリスクがある」というメッセージに集約することが良いとアドバイス。


  また、福岡県の第5波は、感染の波が遅れてきたことで、重症化しやすい高齢者にワクチン接種が広がっていたので東京などとの差があったと分析されていました。(7~8月で高齢者の3,000人に感染抑制効果)


  さらに、第6波は、長崎大学の数理モデルから、11月末から12月にも発生すると紹介されましたが、高齢者のワクチン効果がまだ残っていることと、20~50代のワクチン接種が広がることで、新しい株が現れないことを前提に、第5波ほどの感染拡大にはならないとの見通しを話していました。


  コロナを入院させない疾患にするには、マスクと手洗いで食い止め、ワクチン、治療薬で重症化させないということで、年度替わりにはインフル化、変異株が出てきても2~3年続くことはないと断言できるとのことでした。


  出口の予測を聴くことができたのは、初めてでした。

 心が明るくなりましたので、皆さんにもご報告をと思いました。

 

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