10月9日(土)中村哲氏の遺志をつなぐ

 小郡市ボランティア連絡協議会・小郡市ボランティア情報センター・小郡市社会協議会が主催するボランティア養成講座、第1回喜楽塾~やってみらんね!ボランティアが9日文化会館で行われました。


 ペシャワール講演会『中村哲氏の遺志をつなぐ~アフガンを救う命の水~』と題して、ペシャワールの会のミッション病院へ看護師として赴任し、中村先生の現地活動を支えてこられた藤田千代子さんが講師でした。

 

 活動の紹介VTRやお話で、中村先生が医療支援活動で派遣されてから難民診療に当たり、戦乱・干ばつから、命を繋ぐためのきれいな飲み水を求め、そして緑の大地を広げるための灌漑(かんがい)水利事業にシフトしていったことの経緯をうかがいました。


 「医師になって40年、重機で川の中にいるとは思わなかった」「議論はいらない、実践あるのみ」「人の命を粗末にしない」、中村先生の言葉からその活動、思いに触れました。中村先生の遺志をつなぐ若いスタッフ2人からも、を頼もしいお話が聞けました。


 ボランティアは、ペシャワールの会のような世界を舞台にする活動から、身近なところまで様々です。
 市ボランティア連絡協議会の野田会長は、いまこそボランティアが必要とされる時代で、1市民1ボランティア、総市民ボランティア化を呼びかけていました。
 
 喜楽塾 次回は10月23日10時~12時、あすてらすで、映画上映会「徘徊ママリン87歳の夏」です。詳しくは、0942-73-1131までおたずねください。

 

徘徊ママリン87歳の夏ちらし.png

喜楽塾一覧.png