1月10日(日)新成人 – 式辞

 晴れやかな新春を迎えた本日ここに、公私とも大変お忙しいご来賓のご臨席を賜る中、小郡市成人式を挙行することができました。

 市民を代表して、新成人のみなさんに、お祝いの言葉を申し上げます。晴れの成人おめでとうございました。
 コロナ禍、そして、厳しい寒波の到来で開催が危ぶまれましたが、実行委員のみなさんのご努力もあり、どんな状況であっても、一生に一度の大事な行事であることから、開催をはかりたいと担当の職員とともに考えていました。


 みなさんは、ご家族の深い愛情をもって献身的に育てられました。夢を持ち、立派に成長した姿を見せることが、家族への何よりの「恩返し」になったことと思います。
 また、これまでには、家族だけでなく、恩師や地域の方、仲間など、多くの方の見守り、応援、励ましの言葉があったと思います。そうしたみなさんに対しての恩返しを、すべて返すことはできません。
 しかし、みなさんは、直接恩を受けた人でなくても、身近な人に親切にする、優しい言葉をかける「恩送り」をすることができます。恩送りは、受けた人がまたほかの人へと、次々と広がり、「恩送り」の気持ちは、地域を変え、日本や世界を変える心のつながりとなっていきます。


 小郡市は「つながるまち」になることを目指しています。心のつながり力で、コロナ禍を乗り越え、明るい未来を描き出すこともできると思います。新成人のみなさんにも、ふるさとにつながってもらい、ふるさとのまちづくりにも積極的に参加してほしいと願っています。


 制約が多い中での成人式となりましたが、大切な仲間や、家族、ふるさととのつながりを再確認する時間としてもらいたいです。
 それぞれの夢に向かって皆さんが活躍されることを心から祈念し、式辞とさせていただきます。本日は、おめでとうございました。  

 

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