最近の相次ぐ自然災害で、被災してからの復旧に大きな影響を及ぼすのが停電です。
防災安全係の担当者と一緒に、九州電力甘木配電事業所で、配電自動制御システムなどの視察をしてきました。
小郡市でも台風17号の接近時に、市役所を含む4500戸の停電がありました。
配電所では、管内で停電が起こると、アラームがなり、その状況をキャッチします。
どの箇所が停電の原因になっているかを調べるために、複線化されているルートなどを使い、想定されるブロックで時差をつけながら電気を流すことで、断線エリアを特定していきます。
そして、現場へ向かい、電圧チェックをしながら原因を見つけ出し、復旧の工事を施していきます。
配電をコントロールしている状況を詳しくうかがうことができ、停電の発見と、その対応を具体的にイメージすることができました。
九州電力の担当者と市役所の担当者でのホットラインも確立されていて、災害時の連携が取れるようにしています。
また、停電の情報は九州電力のホームページで確認をすることができます。また、切れたり、垂れ下がったりした電線は大変危険であることをあらためて市民のみなさんに、伝えて欲しいと強調されていました。
甘木配電事業所のみなさん、本当にありがとうございました。