小郡市埋蔵文化財調査センター歴史講座「稲吉老松神社の菅公縁起絵」が、11日開催されました。
講師は、九州歴史資料館の日野綾子学芸員でした。
去年8月29日、小郡市有形文化財に指定した「稲吉老松神社天神信仰資料」のうち、菅公縁起絵の2幅・47場面について、それぞれの説明と、大和絵、とくに絵巻物に使われる「すやり霞」という場面転換の技法が使われているという特長や、他の天神縁起絵巻と構図が似ているものがあることなどの解説が行われました。
小郡市の宝である縁起絵について、もっと皆さんに関心を高めてもらいたいです!