11月1日(月)基山で水墨画展を

 小郡市で教室をされている水墨画家の中村紫苑先生の個展「揺籃の地(ようらんのち)」が1日から基山町宮浦の酒ブティック丸久で開催されています。
 中村先生は、台湾生まれ、終戦後日本へ来られて、基山で幼少期を過ごされました。
 小郡市でもご指導をいただき、生涯学習センターで私も先生の作品を拝見させていただきました。個展では入賞作品などが数々展示されていました。
 中村先生に伺うと、水墨画は写実性が大事なのかと思っていましたが、描く人の精神性を表すものだそうです。
 心象が表現されていると思い、作品に向かうと、あらためてすごいと思わざるをえないです。
 また、書かない白の表現が気になるので尋ねると、白を先に入れてから描くという手法もされていると聞きました。
 プロのライティングの方が、光を当てることだけではなくて、影をどうつくるかが大事という話を以前うかがったことを思い出しました。
 酒店の中のギャラリー異空間、ぜひみなさんもお出かけを。
 期間は11月28日まで10:00~17:00。21日(日)には特別イベント実演パフォーマンスがあります。
 
 中村紫苑先生オフィシャルサイトはこちら
 

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