11月13日(土)博多織文化継承力に触れました

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 博多織業界最大のイベント「博多織求評会」に、小郡市にお住いの博多織工業組合・寺嶋貞夫理事長からご案内をいただき、会場の承天寺を訪れました。


 求評会は、ことし119回の歴史を誇り、織元や作家が制作した作品や製品の新作発表会で、去年につづき、コロナ感染拡大防止に配慮して、ライブ配信も行っていました。
 作品のデザインはどれも素晴らしく、色彩もシンプルなものからカラフルなものまで、帯の中の多彩な世界を拝見し、承天寺の庭園の秋の深まりとともに感動しました。


 会場の一番奥には、博多織デベロップメントカレッジで学ぶ皆さんの作品が展示されていました。2年すると、本格的な作品が制作できるということで、若々しい感性の作品を興味深く拝見しました。卒業後は織元などに就職されるということですが、西陣織での後継者不足で、声がかかることも少なくないようです。


 寺嶋理事長は後継者の育成にとくに力を入れられており、博多織文化伝承に尽力されていること、小郡市民として本当に誇らしいことです。
 当日の会場の様子をyoutubeで配信をされています。是非ご覧ください。