立石中学校で人権問題学習授業公開が14日行われ、お邪魔してきました。
1年生は「身の回りにある思い込みや決めつけについて考えよう」をめあてに、同じ内容の結婚式なのに料金が違うことや、六曜などが題材に取り上げられていました。
2年生は「文字を奪われた人の存在を知り、吉田一子さんの生き方に学ぼう」と、学校に行けなかった吉田さんに気持ちに立ち、誰もが学ぶ機会の大切さを考えていました。
3年生は「差別のない公正な採用について考えよう」と、就職差別について考えました。
統一応募用紙に変わった背景や、面接での質問のおかしいところへの気づき、指摘できることの大切さを確認していました。
どの授業もみな熱心に考え、話し合い、自分の問題としていたようでした。
このような地道な学びの積み重ねが、人権のまちおごおりの基盤となっているとあらためて思いました。