三沢・西島や大保では、中世の人々が暮らした集落遺跡がたくさん見つかっています。
そうした場所を、史跡案内ボランティアとめぐる「中世の道~市北西部~ハイキング 人びとの暮らしと信仰」が、16日開催されました。
三沢寺小路遺跡、西島竈門神社、西島如来石像、黒岩稲荷参道追分石、黒岩稲荷神社、西島遺跡、三沢日吉神社を、ボランティアの解説付きで3時間で歩きました。
私は途中から参加させてもらい、みなさんと一緒に歩きました。ボランティアの説明を聞きながらのそぞろ歩きで、これまで何気なく通り過ぎていたところが、違った景色になります。
西島地区は田畑の風景が本郷基山線道路の両脇に広がっていますが、弥生時代・古墳時代・中世の集落遺跡が広がり、多くの出土品が見つかっています。中世には、播磨の須恵器、肥前の石鍋などが持ち込まれていて、居住者の活発な人的交流の様子が浮かび上がってきます。
景色に織り込まれた歴史が解凍されて目の前に見えてくるVRの世界のようです。
歴史を知ると、目に入る景色が変わる!
みなさんも、機会があれば、このような企画にご参加下さい。