11月5日(火)水難事故ゼロのまちへ!

 

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 小郡市水難事故ゼロ総決起大会を5日七夕ホールで開催し、防災機関関係者、地域の皆さん、教育関係者、市議会議員など多数の参加がありました。


 小郡市では、ことし5月と9月に、小学生の尊い命が失われる悲しい事故が発生し、大会で黙とうを捧げました。


 そして、久留米広域消防本部浮羽消防署の稲益員之課長補佐に、特別講演を行ってもらいました。
 昨年の水難事故での死者・行方不明者は692人、うち子どもは22人で、河川での水遊びが半数を占めていました。
 子どもが溺れるときは、大きな声で暴れ騒ぐから周囲の人がすぐ気がつくと思ってしまいますが、実は、溺れると気道、肺に水が入り、恐怖心から脳血流が下がり意識消失…子どもは静かに溺れていくということが説明されました。


 また、水難事故の多くは浅瀬で発生、川の流れは水面では穏やかでも水中は速かったり、堰で洗濯機の中のように水が上下に回り抜け出せないなど、知られていない危険が多く、危険性の感受性のアンテナを磨くことの重要性を強調されていました。


 最後に、水難事故ゼロ宣言を行い、みなさんで力を合わせて水難事故を無くし、安全で安心して暮らせる小郡の実現を確認し合いました。