1月22日(土)自ら身近な歴史を感じ調べた内容を伝えてくれました

 小郡の歴史への興味が広がっています!
 第9回小郡ジュニア歴史博士表彰式が、七夕ホールで行われました。


 今年は前年度よりも242件多い403件の応募があり、大賞、優秀賞、佳作、奨励賞が選ばれ、学校賞はのぞみが丘小学校が受賞しました。


 大賞の三国中学校2年の大村晏子さんは、生誕祭献詩募集をきっかけに、「詩人 野田宇太郎と小郡」をテーマとして、たくさんの資料を読み込み、野田宇太郎文学資料館なども訪ね、功績をまとめ上げていました。
 さらに小郡の偉人を調べたいと意欲を語ってくれたのが嬉しかったです。


 また、同じく大賞ののぞみが丘小学校6年の江口朋佳さんは、学校でのフィールドワークで苅又窯跡群に興味を持ち、「発見!須恵器の秘密」をテーマに須恵器出土の理由を調べ、実際に埋文の登り窯での須恵器制作体験もしました。須恵器が祭祀や副葬品として使われ、日常のモノとは違うことに疑問を持つなど深い考察が素晴らしかったです。


 秋永教育長から「応募作は、身近なところから自分でテーマを見つけ出し、自分で問いを立てて、調べていく力が顕著だった」と話していました。

 

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