新成人が迎える次の20年を考える

 晴れやかな新春、新成人を祝う平成30年度成人式を小郡文化会館で13日開催しました。
 成人式の司会は、落ち着いたアナウンスで会場をしっかりと引っ張る、小郡中出身の林宗一郎さんと田中佑希乃さんでした。
 そして、立石中出身の伊藤大明実行委員長が成人式のはじまりの歴史に触れるあいさつ、ユニークなエピソードで会場を沸かせた小郡中出身の荒木一登さんと平成時代最後の新成人としての誇りと自覚で果敢な挑戦を呼びかけた三国中出身の田島有彩さんの新成人代表のあいさつがありました。本当にしっかりしている皆さんでした。
 人生100年時代と考えると、20年のあとは80年もあります。次の20年をイメージしてみると、東京オリンピックや大阪万博と、日本が盛り上がるイベントが待っています。しかし、その裏では、高齢化が進む2025年問題、人口減少で自治体も半減するとされる2040年問題が控えています。
 AIがさらに進み、生活を便利に激変させるかもしれませんが、一方で、AIにより消えていく職業が広がることも指摘されています。
 これからの20年は予測できない大きな変化が待ち受けていることは間違いありません。
 こうした中でも変わらないものがあります。それは、人とのつながりの大切さです。AIでは代わりえない、喜び、悲しみを分かち合う、励ましあい、かばい合うという人のつながりは変わらないものであり、もっと重要になっていくとも考えられます。
 成人式では久しぶりに会う同級生も多いとおもいますが、しっかりと旧交を温め、仲間とのつながりを確認しあってほしいと思います。
 新成人の皆さん、本当におめでとうございます。新しい時代を仲間とともに突き進んでください!!

成人式の様子

成人式を迎えた皆さんと