2月1日(木)三井高校家庭クラブ委員が全国大会に出場決定!

 昨年9月と11月に、筑後地区と福岡県で実施された「家庭クラブ連盟研究発表大会」で、三井高等学校がそれぞれ最優秀賞を受賞し、報告に来てくれました。
 三井高校家庭クラブ委員会は、昨年熊本県で発生した地震をきっかけに、今回の活動を始められ、災害に対する備えや行動について研究を行うために、実際に防災ボランティア講座へ参加をしたり災害に関する体験を行ったりされました。そのような研究を通して、防災に対する備えは個人だけでできるものではなく、地域との協力が必要であるということを学び、地域と連携した活動を行えるよう「地域とつながろう Miiko Project!」と題した提案を考えられました。まず、実態調査や問題点を把握するために、アンケートを実施し、その後、研究・実践活動として、三井消防署での講義や家庭でつくる非常食の研究を行いました。非常食の研究の際には、JAみいで学習を行ったり、平岡栄養士専門学校の岩橋先生にお聞きしたりしながら、小郡でとれた小松菜を使用したパウンドケーキを考案されました。
 研究活動が進み始めた昨年7月、朝倉市を中心に九州北部豪雨が発生したことにより、新たに研究・実践活動の一つに加え、家庭クラブ委員会を中心に三井高校全体で被災地支援活動に取り組まれました。福祉の面では、視覚障がい者の方の為にオリジナル筆談ボードを作成したり、ボランティアの方々のために手作りクッキーを提供されたりしました。
 その後も、研究実践活動を続けられ、昨年行われた「小郡・大刀洗地域防災訓練」や地域の方との料理講習会への参加、オリジナルの筆談ボードを各企業へ提供されています。そのような活動を通して地域の方とのつながりを持ちながら実践されている三井高校家庭クラブ委員会が、今回の内容を発表してくれました。
 みんなで話すことでアイディアを出し合い、また専門の方や地域の力をお借りしながら、進めていく姿勢に感動する、とてもすばらしい研究発表でした。今後は、市も取り組みに参加させていただきながら、一緒に進めていただきたいです。
 平成31年度に開催される全国大会に向けて更なる研究を重ね、頑張ってください!