小郡市郷土史研究会が企画した講演会「小郡市の思ひ出&白秋ぶらり旅こぼれ話」が20日、埋蔵文化財調査センターで開催されました。
講師は、北原白秋生家・記念館の大橋鉄雄館長。大橋館長は、小郡市の大原小学校、味坂小学校、市教育委員会などを歴任、最後にのぞみが丘小学校教頭としてご活躍されました。
のぞみが丘小学校の立上げでは、平成11年4月児童492人、教職員24人と慌ただしい開校でしたが、そんな中、安部校長作詞、大橋教頭作曲という話しもあった校歌制作を固辞され、故 本間四郎先生に依頼したという経緯などを披露されました。
そして、楽しい白秋こぼれ話が続き、「シクラメンのかほり」を作った小椋佳が、北原白秋の今でも使えるワードでできたのがこの曲というエピソードなどが紹介されました。
コロナ禍で生家・記念館の運営も大変と報道されていましたが、いまこそ、あらためて、白秋の言葉の世界に、安らぎを求めたいと思います。