3月5日(土)本から見る歴史は面白いです

 『くさび形文字を石に彫って、粘土板に転がしたのが印刷のはじめ!?』
 そんなエピソードから講演は始まりました。


 5日(土)に生涯学習センター七夕ホールにて、翻訳家・金原瑞人先生を迎えて家読推進講演会を開催しました。

 金原先生のお話は書物や図書館の歴史からはじまり、現代の本、翻訳の話へとつながります。

 

 書物は粘土板からパピルス、羊皮紙(「羊」だけでなく「牛」の皮を使うこともあり、翻訳時に困る場合があるとのこと!)と移り変わり、紙の製法や印刷技術の発展、本が貴重だったころの図書館は「子ども入館禁止」だったこと、印刷・製紙技術の発展により本がたくさん作られ、徐々に中産階級の人々へ図書館の利用がひろがっていったこと…。


 長い歴史を経て現在に至り、様々な歴史や情報を伝えてくれる本との出会いに、あらためて感謝を感じます。

 

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