厚生労働省と警察庁は、昨年の自殺者を2万169人と発表し、10年連続で減少していることがわかりました。
小郡市では、昨年は7人、平成26年の12人から緩やかな減少傾向にあります。
平成18年に自殺対策基本法が施行、平成28年に改正され、自殺対策の計画策定が義務付けられてきました。
平成25年から令和元年の統計をみると、小郡市では、20歳未満の若い世代はいませんが、50~60歳代の割合が高い傾向にあります。
自殺者は減少しているとはいえ、社会構造のひずみが生きづらさを生み、結果自殺者が出てしまうと思っています。
自殺を考えてしまう危機は「誰にでも起こりうる」個人の問題として、早期に相談窓口につながっていただき、寄り添いながらの問題解決を図っていきたいと考えています。
感染症対策によるさまざまな生活・経済的な影響が起こす問題も心配しています。
◇小郡市自殺者の推移
平成25年8人・平成26年12人・平成27人11人・平成28年9人・平成30年10人・令和元年7人
◇相談窓口
・心配ごと相談(小郡市社会福祉協議会)