5月13日(日)大人が変われば、子どもも変わる!

 小郡市青少年育成市民会議(安部ミチ子会長)の通常総会が13日、七夕ホールで行われました。
 市民会議は、「大人が変われば、子どもも変わる」を合言葉に、35年間、活動を展開されており、子どもは親の合わせ鏡、つねに、大人は青少年の手本となることをスローガンにかかげています。
 現在、社会環境の変化から、教育手法も変わってきています。「主体的、対話的で深い学び」を行っており、これまでの知識の暗記型の教育から、知識を使って、意見を交わしあい、学びをより深めていこうという教育です。
 これからの時代は、AIにより、知識などはより入手しやすくなることを考えると、国は、社会問題の解決を見出すには、知恵の結集と集団による意思決定こそが必要と想定していると思われます。
 小郡市の各まちづくり協議会では、地域課題について、地域の皆さんや、さまざまな専門の方などを巻き込み、英知を結集して、おそらく正解であろうところの解決策への合意形成が行われています。
 学校での「主体的、対話的で深い学び」の先には、こうした活動があるということを、子どもに示さなければなりません。大人のそうした行動こそが、子どもが地域に関心を持ち、現在の学校での学びの意義を感じ取ることにつながると思います。
 総会後には、「大人の意識を変えてみませんか?」という演題で、コミュニティプロデューサーの濱砂清さんの記念講演が行われました。
 濱砂さんは、これまでさまざまな活動を一緒にさせていただいた、私にとっては頼もしい先輩的な存在です。講演では、みなさんの活動への意欲をかきたててくれたようでした。ありがとうございました。