5月13日(日)カエル寺から小郡の発信をかんガエル!?

 「焼き場に立つ少年」という写真、ナガサキ原爆の直後、おんぶひもをつけ、幼子を背負い直立する少年の写真です。焼き場に弟を運んできたこの1枚の写真が、原爆の悲惨さを訴えています。1枚の写真でも、多くのことが伝わり、人が心をつなげ、大きなムーブメントを起こします。
 写真をテーマに人がつながる可能性を考える「写真茶話会~写真を通したまちづくり~」のイベントが、13日、如意輪寺で行われました。
 大阪芸術大学の吉川直哉客員教授が、世界や国内での写真のイベント、また、写真を通した若者のつながる力についての講演がありました。
 そのあと、吉川客員教授に、如意輪寺の原口住職、レーブ・ド・べべの松本社長、そして、私も入り、小郡市の写真家・上野博和さんをコーディネーターに、写真という媒体でのまちづくりの可能性についてトークショーを行いました。
 その中で、吉川客員教授から、如意輪寺を舞台に、子どもたちや学生さんを集めて、カメラを貸し出し、自由に撮影したものを飾ってはどうか?といった提案などが出てきました。
 七夕神社や官衙遺跡、松崎油屋、平田家住宅などでも展開できそうですね。
 写真の媒体の気軽さ、手軽さと、その一方で伝える力を考える良い機会となりました。