小郡市人権・同和教育研究協議会第39回定期総会が、18日小郡市文化会館大ホールで開催されました。
1981年に始まった市同研は、1981年9月5日に結成以来、小郡における部落差別の解決をはじめさまざまな人権問題の解決を図るための研究団体として大きな役割を果たしてきました。
そして、被差別当事者の思いや願いを直接聞く学習会を開くなど、今なお存在する現実の問題と向き合い、その場だけの共感に終わらせず、行動につながる活動に取り組んできています。
今年度の活動方針としては、以下の点などを確認していました。
① 被差別当事者の思いや願いに耳を傾け、部落差別をはじめあらゆる差別をなくす行動に向けた主体的な取り組みを創り出す。
② 校区の多くの人と連携・協働しながらすべての人の人権が大切にされる「人権のまち・小郡」をめざす。
③ 同和教育や解放運動の歴史に学びながら、子どもの生活実態や学力の阻害要因を把握し、すべての子どもたちの自己実現に向けた進路・学力保障をめざす