6月14日(日)松崎からお囃子響く

 西日本新聞にお勤めで、小郡市在住の宮原勝彦さんが、落語の魅力やエピソードを詰め込んだ『落語暦』(集広舎)を著し、話題になっています!


 宮原さんは、中学生のときに五代目柳家小さんの落語をテレビで見て落語の魅力に目覚め、高校の東京への修学旅行で生高座を見て、はまった!?とのこと。
自宅の1階に高座と客席「狸ばやし」を造ってしまうほどですから、説明のいらないほどの落語通です。


 『落語暦』は365日、落語や落語家さんのエピソードを織り交ぜ、日本の庶民文化がいきいきと描かれています。


 たとえば、6月10日は「時の記念日」、江戸時代の時間を日の出と日の入りを基準に、昼と夜を六等分した長さを約2時間の「一時」とされている話から、落語「時そば」のさわりが紹介されています。


 なお、『落語暦』には、新聞記者時代から親交のあった直木賞作家・故葉室麟さんが、寄席のもぎりをさせられたというエピソードまで書かれた「狸ばやし騒動記」掲載しています。


 ぜひご一読を!!

 

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