平田家住宅で、16日、伝統文化講座・修復技術体験講座Ⅱが開かれました。
まずは、大工道具の差し金を使っての正三角形づくりなどが行われました。古くから、大工さんの世界では、ピタゴラスの定理を三四五法として活用したり、相似による測量などの知恵を活用したりしていました。
また、尺貫法などの単位も、人を基本にした長さや広さを表したものである話などをうかがうことができました。
古い日本建築を保存することは、まさに、そうした日本文化と知恵を残すことになると思いました。
次回の講座は、8月4日(土)午後1時30分から、「櫨で財をなした人々」というテーマで、松山櫨復活委員会の矢野眞由美代表の講座が行われます。
櫨で財をなし、銀行業を起こした平田家の繁栄の原点ともいうべき講座、話が楽しみです。
また、当日は、平田家住宅の利活用のためのロゴマークが決まり、表彰式も行われます。