6月24日(日)水墨画の世界に魅了されました

 小郡市文化協会に所属する水墨画教室の皆さんによる作品展が、生涯学習センターのギャラリーで行われ、24日お邪魔してきました。
 ギャラリーに展示された作品は、風景や植物、動物とどれも力作ぞろいで、しばし足を止めて見入ってしまいました。
 水墨画を指導されている中村智恵子先生がちょうど会場にいらっしゃり、実演していただきました。
 水墨画は、水分の吸収率がことなる紙の選択から始まり、水を使いながら、独特な筆づかいで、にじませたり、線を引いたりしていきます。途中に乾かす時間を入れることでその紙面の世界に深みが出るようです。
 素朴な表現の中に、作品と向き合う人が自分の世界と重ね合わせ、そこに広がりを感じることができるのが水墨画のようで、カラフルな動画で見る人を引きつける油絵と比べると、その濃淡の奥深さで観る人を引き込む表現の違いがあるのではと感じました。