熊本地震復興応援で職員が活躍!!

 熊本地震復興のための職員応援で、宇城市に派遣していました山崎頼人さんが、3か月の任務を終えたため、3日文化財課への辞令交付を行い、報告を受けました。
 宇城市は熊本県の中央部に位置し、人口は小郡市と同規模ですが、面積は三角港のある海から山までの約4倍の広さで、そこを文化財職員2名でカバーしています。
 復興事業が行われる中で、埋蔵文化財の調査も繁忙となり、専門職員として、山崎さんを派遣しました。
 山崎さんは、松橋中学校武道場建設に伴う「松橋大野貝塚」遺跡発掘調査を主に担当し、発見された古墳時代の竪穴住居跡7軒や縄文時代の埋設土器などについて、市民やメディア向けに現地説明会も行いました。
 また、この調査は、熊本県外派遣職員の支援として、飯塚市職員の作業を、山崎さんが引継ぎまとめ上げたことで、「予定調査期間よりも1か月早く終了することができた」と、わざわざメディアリリースにも、記載してもらうほどの評価となりました。熊本地震の復興を進め、加えて地域の歴史を市民に還元できた良い機会になったと思います。
 小郡市職員の代表としての活躍、お疲れ様でした!!

〇 竪穴住居跡7軒などの現地説明会の開催(報道資料)pdf