三井植木組合の第55回通常総会が8日、緑の里くろつち会館で行われ、総会後に皆さんと意見交換をしました。
現在の組合会員は36人、最盛期の半分までになったことが、業界の厳しさを端的に示しています。
快適な緑化環境がまちづくりの中で重要であることは、変わりありませんが、維持管理のコストなどから、ともすれば不要ではという声が聞こえてきます。
組合の方からも、「植木はぜいたく品と思われている」と言われます。
業界の先行きが厳しいとなると、継承ということが課題となりますが、組合では、植木研究会をつくり、若手の技術継承を行っています。(活動の一環で、市役所前の植木の剪定もしていただいています。ありがとうございます)
自然災害に翻弄された夏でしたが、自然との共生について、さまざまな知識と経験を持つ植木業のプロフェッショナルと、もっと対話を重ね、今後のまちのあり様に提言をいただかないといけないと思いました。