7月30日(金)災害多発時代の準備

 福岡県市町村長特別セミナーで、30日「災害多発時代 新たなる防災行動計画で被害の最小化を図る」というテーマで、タイムライン防災の第一人者である東京大学の松尾一郎客員教授の講演を聞きました。


 温暖化により記録的短時間大雨情報の発表回数が2015年の38回から2020年の109回と多くなったことが指摘され、より激甚化で頻発する災害への対応の必要性を解説されました。


 そのために、市町村の意思決定が重要で、タイムラインの構築による後追い防災にならないような準備を求められていることを強く感じました。


 「用意周到」「沈着機敏」「臨機応変」、『大震火災 避難の心得』(大正13年3月発刊)、時代を超えて、繰り返される災害への教訓を確認しなければなりません。