7月4日(日)歴史でつながる地域が面白い

 

講演のようす

 久留米大学と小郡市の包括連携協定事業として小郡市埋蔵文化財調査センターで行われている企画展「むかしの学び舎~江戸から明治の久留米・小郡の教育~」の記念講演会が、4日行われました。


 講師は、久留米大学の吉田洋一教授。テーマは「久留米藩の学問と教育ー明善堂を中心にー」でした。


 古代・中世の儒教、朱子学の日本への伝来、江戸時代の儒学、そして久留米藩の儒学と藩校明善堂、さらに明善堂教授となる樺島石梁やその師・細井平洲へと話は広がりました。


 明善堂の建設のために、井上の樋口家2代目・甚蔵が金300両を献金したことを、市民にもっと知ってほしいところです。

明善堂講堂