JICA国際協力機構の青年事業研修事業で来日しているブータンの栄養士・看護士・事務官など9人が、4日、あすてらすに訪れ、小郡市の生活習慣病予防対策についての研修が開催されました。
ブータンは、2011年に国王・王妃が来日したときに、東日本大震災の被災に対する励ましの言葉に感動が広がり、GNH国民総幸福量を国づくりの基本としていることにも注目が集まりました。
そんなブータンでは、若年層と高齢者の健康問題が課題になっているということで、今回視察研修を行っており、受け入れ先の聖マリア病院を通じて健康増進事業として、あすてらすの施設見学に訪れました。
あすてらすでは、生活習慣病の発症予防と重症化予防を重要課題として、健康診断や健康教育、食改善事業などを行っています。とりわけ、あすてらすヘルスプロモーション事業では、医学や運動分野の専門家が連携して取り組みを行っており、全国的にも先駆けの事業であり、全国から注目を集めています。
そうしたあすてらすを中心に、地域住民による主体的な健康づくりについても視察してもらいました。
幸せの国が健康長寿で、さらに幸せ度がアップすることに貢献できれば幸いです。