小規模保育園がんばっています!!

 のびっこ園運動会が、13日ひまわり館で行われました。
 0-2歳児さんにとって、はじめての場所での運動会ということもあり、みんなドキドキいっぱいで、涙が出てしまう子もいましたが、先生方の励ましと、見守る家族の皆さんの大きな拍手と声援で、ひとつひとつのプログラムを行っていました。
 みんなよくがんばったね!!
 ところで、のびっこ園は、小規模認可保育園です。平成27年4月よりスタートした子ども・子育て支援新制度の事業から生まれています。小規模認可保育園の定員は6~19人、対象年齢は0~2歳。これまで19名以下の小規模保育は認可外でしたが、子ども・子育て支援新制度では市町村の認可事業(地域型保育事業)として運営ができるようになりました。
 現在、全国的に、待機児童の問題がクローズアップされていますが、待機児童の多くは3歳未満で都市部に集中しているのが特徴。大型の保育園を新設しにくい都市部でも小規模認可保育園であれば比較的作りやすいため、量的拡充によって待機児童が解消できるのではないかと期待されている背景がありました。
 小郡市の未就学児の全市的なアンケートでも、国の無償化政策が実施されると、0-2歳の保育需要が急増することがうかがえるため、まさに、0-2歳児の受け皿作りが求められるようになります。
 運動会を見させてもらいながら、のびっこ園の小規模でのこまやかな保育活動には、これからの大きな課題解決の可能性を示してくれているとあらためて確認しました。