小郡市と福岡女学院大学は6日、福岡女学院大学にて、地域連携に関する協定「小郡市観光まちづくり調査研究事業に関する協定書」の調印を行いました。
調印式では、福岡女学院の学生さんが小郡市の文化遺産を巡り、具体的なまちづくりの提案をした去年の連携の成果を確認しました。
阿久戸学長からは、2年目の調印にあたり、地方から国を変えるという強い思いを語っていただきました。
その後、小郡市埋蔵文化財調査センターの片岡センター長が講師として担当している授業を見学しました。
前週の授業では、平田家住宅の復原に携わったNPO法人文化財保存工学研究室の鹿児島大学の土田充義名誉教授や旅籠油屋の活用を進めているNPO法人小郡市の歴史を守る会磯部冨士夫理事長が、文化財の「調査・研究・保存・活用」についての話を聞いていました。
公開授業では、「土田先生が話された平田家住宅への愛を感じた」、「調査だけでなく研究によって価値を判断することが大事」、「歴史を残すのはお金が必要、活用のためには規制を緩和すべき」など感想が紹介されました。
文化財の現場に精通している片岡センター長ならではの授業でした。
秋には、福岡女学院大学の学生さんが、小郡でワークショップなどを行う予定です。本当に楽しみです!!