8月1日(木)3年連続の県内災害に水防強化を確認

 令和元年度福岡県河川協会の通常総会が1日福岡市内でありました。

 この協会は、災害・治水・利水に各自治体が協力して取り組んでいて、河川愛護絵画コンクールや街頭キャンペーン、河川功労者表彰、災害復旧の講習会などを行っています。


 総会では、昨年の豪雨災害の復旧状況が説明され、県内ほぼすべての自治体に被害が及び、公共施設被害でも203億円となる大きな被害、また高速道路が寸断されたことによる物流の混乱で九州全体の経済に悪影響が発生したことが挙げられました。


 そうした中で、公共土木施設の被災箇所で強化を行う原形復旧は、225か所のうち212か所で工事着手しており、改良復旧ではすべてのところで測量や調査設計を進めているということです。


 7月の豪雨で3年連続の災害となること、小郡市を含め災害が県内に発生していることにも触れられ、決議文でも対応要請が確認されています。