古屋佐久左衛門、高松凌雲兄弟に手を合わせ

 7日、陳情活動などのために東京へ行きました。
 そして、この折に立ち寄りたいと思っていました東京都荒川区の円通寺に行きました。
 この寺は、幕末・明治維新の当時賊軍とされた上野山中で戦死した彰義隊の遺体を見せしめにと放置させられていたのを、和尚が斬首覚悟で供養したところ、一時は逮捕投獄させられますが、「ねんごろに供養すべし」と官許をえたことで日本唯一の賊軍の法要ができる寺となりました。

 彰義隊士をはじめ、戊辰戦争・函館戦争で亡くなった隊士を供養する墓や碑があり、その墓石には、土方歳三らとともに、古屋佐久左衛門さんの名前が刻まれ、高松凌雲さんの碑もありました。
 その足で、上野・谷中の墓苑に、高松凌雲さんのお墓にも参らせてもらいました。
 来年は、函館戦争終結150年、そして古屋佐久左衛門さん没後150年、歴史を伝承する機会を作ります。