学問の木がつなぐ友好のまち!

 小郡市と沖縄県本部町、みい青年会議所、本部町商工会青年部の4者で、昨年11月、少年の船の交流をルーツとする「友好のまち協定」の締結を行いました。そして、10日、協定締結を記念する植樹式が本部町で開かれました。
 友好のまち協定締結の際は、本部町からシーサーの贈呈を受けました。
 このたびは、「小郡市からの記念を」と、小郡市の楷の木普及協議会が大事に育てている学問の木といわれる楷の木の苗木を贈呈し、記念の植樹を行いました。
 楷の木は、論語で知られる孔子様を祭る孔子廟に多く植えられていることから、学問の木と言われています。
 小郡市には、日吉神社、三井高等学校、小郡高等学校、市民ふれあい広場、大中臣神社、のぞみが丘小学校などに植樹されています。
 この学問の木の植樹を思い立ったのは、本部町役場に「武本部」という額が飾られていて、これは、本部町の気質、質実剛健を表し、教育目標としては文武両道という思いが込められていると、当時の高良町長にご説明を受けていたからです。
 植樹は、小郡市から山長みい青年会議所理事長、田篭元市長、本部町からは平良町長、島袋本部町商工会青年部部長など皆さんが参加し行われました。
 武田孝さんが「一生付き合うなら少年の船を受け入れるという約束から始まった」というエピソードを披露されましたが、この楷の木の成長が、両市町の友好の発展を見守ってくれると思います!