小郡市人権・同和教育研究協議会の発行している『市同研だより』8月3日号から、新型コロナウイルス感染拡大で、大切なメッセージを掲載しています。
「感染したくない、そう誰しもが思います。だからこそ、私たちの誰もがついつい、感染者を遠ざけたり、差別してしまったりする可能性があります。ウイルスそのものは差別しません。(中略)感染した人や、周囲で働いている人たちに対して、差別ではなく、ねぎらいの言葉とエールを送り、共にこの危機に立ち向かっていきましょう」(人道支援実践家・臨床心理士 森光玲雄さん)
「人は誰でも病気にかかります。病気にかかるのは、その人のせいではないんです。コロナは確かに恐ろしい病気ですが、私たちが恐れるのはウイルスであって、人ではありません。だから感染した人や、感染していた人を差別してはいけないんです」(女優・作家 中江有里さん)
無用な詮索は、人権侵害や風評被害を起こしてしまいます。
それはあなたが意識していない、気軽な会話やSNSの発信であっても。