また風船で優しい気持ちがつながりました!

 市内の小学校と人権擁護委員さんで毎年取り組んでいる人権の花運動、小学生が人権の花「ひまわり」を育て、その種とメッセージを風船につけて、優しい気持ちを届けています。
 去年は、味坂小学校から飛ばした種が、熊本地震の被災地である南阿蘇に届き、被災者から励まされたとお礼の手紙が届いていました。
 ことしは、10月25日に、立石小学校と三国小学校で、澄み切った青空に種を飛ばしました。
 人権擁護委員さんが、3日市長室にお越しいただき、ことしもたくさんの手紙が小学校に届いたことの報告を受けました。
 このうち、三国小の児童の風船が、去年の豪雨災害で被災した朝倉に届きました。福岡にお住いの方が、被災したご実家の畑で風船を見つけられたそうです。災害で大量のがれきが流れ着き、やっと片付けて、野菜が育ちはじめたところでした。「来年を待たずに、大輪のひまわりが、私の心の中には育っています」というメッセージを拝読して、うれしくて涙が出てきました。この方にも、同じ学年のお孫さんが神奈川にいるそうで、ひまわりの種をおすそ分けしたいと手紙に書かれていました。

ひまわりの種をつけた風船をとばすようす