地域経済環境分析で小郡は?

 久留米二次医療圏における地域経済循環分析の意見交換会が、10日久留米市で開催されました。
 経済統計などを組み合わせて、地域内経済循環がどうなっているかを見ることで、今後の政策づくりに役立てようというもので、久留米大学や久留米市などの呼びかけでの開催でした。
 小郡市の地域経済循環構造(2013年)によると、「地域の稼ぐ力は弱く、住民所得は低い縮小均衡型の構造」とされています。市外通勤者による所得の流入は大きいけど、買い物や観光などお金を落とす場所がないので、お金がうまく域内で循環していないということが示されていました。
 7年前のデータに基づいたところですが、課題は今でも同じで、どのようにお金が回っているのかということをマクロ的な視点で対応策を考えることが必要とあらためて思いました。

地域経済循環構造の資料