8月9日(木)刀匠誕生は図書館の一冊から

 刀匠の金田七郎国真さんが、里帰りの機会に9日、市長室を訪ねて下さいました。
 金田さんは、小郡小・小郡中出身で小郡高校卒業後すぐに奈良県の無形文化財保持者の河内国平刀匠に入門し、平成26年作刀を許されました。
 名刀が多いとされる鎌倉から室町時代の刀の表面に浮き上がる地紋の「映り」を再現できる大変特殊な技術を、師匠から受け継いでいます。

 ところで、金田さんが刀匠になろうと思ったきっかけは、高校2年生のときに、小郡市立図書館で手に取った師匠の著書。三冊あったという刀関連の書籍のうち、一冊だけカラー版で、手に取って読むと国平師匠の刀にかける思いに引き込まれたといいます。

 河内国平刀匠の最後の弟子として、どのような素晴らしい刀を作るのか、期待が集まります。

 ふるさと小郡からも応援しています!!