小郡市埋蔵文化財調査センターでは、5日から「歴史のなかの植物」展が開催されています。
日本人が古代から植物からの食、そして衣、それにともなう知恵としての道具、そして収穫への感謝の神事など、身近な生活を「植物」をテーマに展示構成されています。11月29日までです。
また、古代の人びとの技や知恵が体験できる、ものつくりの講座が開催されています。
初日となった12日は、石庖丁づくりでした。
石庖丁はそもそも出土品から”庖丁”と名付けられましたが、その後、稲の刈り取り作業に使われるものであることがわかりましたが、そのまま石庖丁と言われ続けているというエピソードから始まり、玄昌石を使って、砥石などで平らにしてから、刃を削る石庖丁づくりの作業体験をしていました。
今後、第2回は、9月26日(土) 滑石で勾玉つくり(定員30名)、第3回10月10日(土)は、滑石で印鑑つくり(定員20名)、第4回10月24日(土)に型をつかった瓦つくり(定員20名)が予定されています。