9月28日(土)認知症、支えあう社会づくりで共感を

 

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 ドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします」が、28日七夕ホールで上映されました。


 この映画は、平成28年にテレビ放映され、反響から映画化されました。
 取材者が、認知症の母親とそれを支える父親の姿を記録したものであるため、まさにその家族の中にいる気持ちとなります。


 気丈で社交的な母親が、認知症となり、気持ちを落とす、また、いらだちの感情を出す。

 それを90歳を超える父親が料理、洗濯などこれまでしたことのない家事で支えます。


 激しいぶつかり合いもある中で、それでも夫婦の間のやさしさ、食卓をともにするときにお互いを思う気持ちが画面から伝わってきました。


 認知症でまわりに迷惑をかけたくない母親、そんな母親を高齢で支える父親、両親を心配しながら離れたところで仕事をしている娘(取材者)、さまざまな立場で映画をごらんになったのではないかと思います。


 家族で、そして地域で、制度としての支えあい…みなさんと一緒に考えていきたいです。