凌雲先生の節目の年です!!

 第16回高松凌雲記念書き初め大会の表彰式が、23日、七夕ホールで行われました。
 小郡市・大刀洗町・久留米市の小学生1~6年生に、硬筆・毛筆の各部門の表彰状が授与され、小郡市長賞には立石小学校6年生の楢原音葉さんが選ばれました。おめでとうございます!
 高松凌雲先生が、22歳の時、医者になると、ふるさとから脱藩し大阪・江戸へと旅立ったのが、ちょうど160年前でした。必死の勉強の成果で頭角を現し、たった7年で15代将軍徳川慶喜の奥詰医師になり、そして、慶喜の弟昭武が団長を務めるパリ万博の日本代表団に同行しました。その間に、鳥羽伏見の戦いで幕府が破れたことで帰国し、ヨーロッパで学んだ敵味方なく救う赤十字活動を日本で初めて実践した函館戦争、その終結がちょうど150年前でした。そして、このとき、凌雲先生の兄、古屋佐久左衛門が亡くなりました。凌雲先生は謹慎ののち、 貧しい人を救済する同愛社を設立したのが、ちょうど140年前のことでした。
 本当にすごい人生です。書き初め大会では、こうした凌雲先生の生き様から、「学ぶ」「立志」「人道」「博愛精神」という字を子どもたちが書いています。
 ふるさとの偉人、高松凌雲、古屋佐久左衛門兄弟に、書き初め大会を通じて、心つなげてほしいです。

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