古くから交通の要衝として栄えた小郡市は、文化遺産の宝庫です。国指定史跡小郡官衙遺跡群を始めとする原始・古代の遺跡、九州南北朝最大の戦い「大保原（大原）合戦」に関連する中世の史跡、江戸時代の宿場町松崎を代表する旅籠油屋や、近代小郡発展の礎を築いた櫨蝋産業の象徴とも言える平田家住宅・庭園など、挙げればきりがありません。
　こうした環境の中、小郡市ではこれまで特に重要な文化財を単体で指定・登録し、保護・継承してきました。しかし、これら文化財の周囲には、それを生み出す基盤となった文化など、さまざまな要素が存在しています。
　そこで今回、文化財を指定・未指定にかかわらず幅広く関連付けて捉え、「関連文化財群」や「歴史文化保存活用区域」の設定を行い、文化財を総合的かつ的確に保存・活用するための指針となる「小郡市歴史文化基本構想」を策定しました。この構想を、ふるさとの魅力あるまちづくりへとつなげることが目標です。
 
■小郡市歴史文化基本構想　全体（PDF：17,580 KB）
　▼表紙・目次（PDF：753 KB）
　▼第1章　歴史文化基本構想策定の目的と行政上の位置付け（PDF：1,132 KB）
　▼第2章　小郡市の歴史文化の特性と文化財の現状（PDF：4,752 KB）
　▼第3章　文化遺産保存・活用の基本方針（PDF：9,372 KB）
　▼第4章　歴史文化保存活用区域（PDF：7,622 KB）
　▼第5章　文化財の保存・活用計画の考え方（PDF：748 KB）
　▼第6章　歴史文化の保存・活用の体制と取り組み（PDF：1,016 KB）
　▼資料編（PDF：949 KB）
 
■小郡市歴史文化基本構想　概要版（PDF：4,561 KB）