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更新日: 2021年7月1日

小郡の七夕をさがしてみませんか

 

 小郡市は「七夕の里」。
 市を南北に縦断する宝満川をはさんで、機織りの女神・織女神をまつる七夕神社(正式名称:媛社神社)と、「犬飼神」(=彦星)を合祀する稲吉老松神社があり、それがまるで天の川を挟んだ織姫と彦星の物語のようであることから、「七夕の里おごおり」として、まちづくりが行われています。
 小郡市内の様々な場所で、七夕に関連した道や名前、建造物などを見ることができますので、ぜひ探してみて下さい。

「七夕の里おごおり」の由来

 「七夕の里おごおり」、私たちのまちがそう呼ばれるようになったのは、いつからでしょうか?
 日本では織物の神として「棚機津女(たなはたつめ)」という機織りの女神が信仰されていました。しかし「七夕(しちゆう)」の文化が伝来すると、それらが混ざり、「七夕(たなばた)」となって新たに根付いていきました。古来より織物が盛んであった小郡では、織物業に携わっていた人々が七夕の主な担い手となり、それらが七夕神社などの形になって現在に伝わったと考えられます。
 平成元年、「市民が美しい空に親しめるようなまちづくり」、「織姫の機織りを商工業、牽牛の牛飼いを農業の象徴としてとらえて、農業と商工業の融和を考えたまちづくり」、「小郡に集う人が新しい出会いを経験できるまちづくり」、そんなアイデアを詰め込み、「七夕の里おごおり」づくりが始まりました。
 そして平成30年、「七夕」を地域のブランドとして再構築し、それを活用した地域活性化に取り組むため、七夕プロジェクトが立ち上がりました。七夕プロジェクトでは、七夕月間(7~8月)のイベント開催や駅前イルミネーションのライトアップ、「叶え星文様」の考案および関連イベントなどを通して「七夕の里おごり」をPRしています。現在は、着地型観光やSNSを中心とした情報発信など、新しい時代の様式に合わせた事業も行っています。

①津古三橋.JPEG1.津古三(つっこみ)橋

 西鉄津古駅南にある歩行者用の橋。欄干には七夕物語のステンドグラスや七夕を詠んだ万葉の歌が刻まれています。

2.一ノ口(いちのくち)公園

 三国中学校西側にある公園。時計には織姫星(ベガ)を示すこと座と牽牛星(アルタイル)を示すわし座が、トイレにはそれらの星座と天の川をイメージしたモザイクタイルやレリーフがあります。

3.城山公園
 小郡市唯一の山・花立山のふもとにある公園。トイレの女性・男性を表すプレートが「織姫」「彦星」で描かれています。

4.立石地域運動広場
 くろつち会館(立石校区コミュニティセンター)北側にある運動広場。トイレには織姫と彦星が描かれています。

⑤土器田橋.JPEG5.土器田(かわらけでん)橋

 運動公園の玄関口に架かる橋。欄干には七夕の物語をイメージしたレリーフがあります。

6.下牟田橋

 土器田橋より下流(南側)に架かる橋。欄干には七夕にちなんだ万葉の歌が描かれています。

⑦運動公園(彦星).JPG
牽牛星の噴水
7.小郡運動公園

 野球場側には織姫星の噴水と織姫像、陸上競技場側には牽牛星の噴水と牽牛像、そして七夕伝説のカササギの橋のように両側をつなぐ歩道橋があります。

8.ふれあい橋

 運動公園東側の宝満川に架かる橋。欄干には流れるような星があしらわれています。

9.東野小学校
 小郡市に誕生した「7」校目の小学校、東野小学校の足洗い場には、織姫、牽牛の描かれたプレートがはめこまれています。

10.陸上自衛隊小郡駐屯地
 正門には織姫と彦星が描かれています。また、かつては駐屯地内に「天の川を飛ぶ白鷲」など七夕の絵が描かれた煙突が立っていたそうです。

11.道路標識モニュメント
 小郡ICと500号線沿いにある銀色のモニュメントには、市外から訪れる人に知ってもらえるよう「七夕の里おごおり」と記されています。

12.大分自動車道高架下
 霊鷲寺北側の高架下には、立石小学校平成22年度卒業生による織姫と彦星の絵が描かれています。

13.観光案内パネル
 西鉄小郡駅前にある観光案内パネルには、七夕神社や「七夕の里おごおり」について説明が書いてあります。

⑭きらめきの塔.jpg14.きらめきの塔

 西鉄小郡駅前にあるモニュメント。七夕星物語をあらわした塔で、冬にはイルミネーションが点灯します。

15.小郡市役所

 市役所前には「七夕の里おごおり」というフレーズと、七夕の里にちなんだシンボルマーク(平成元年、一般公募により制定)が掲げられています。

16.北斗築地(ほくとちじ)橋
 築地川にかかる橋。欄干には星のレリーフがあり、付近の歩道には星が描かれています。

17.生涯学習センター
 直径40センチ、20センチ、10センチ(太陽観測専用)の天体望遠鏡を備えた多目的ホール。ガラス窓や管内の案内板には星座が記され、ラウンジの天井には、七夕の短冊をイメージしたモニュメントが揺れています。

18.七夕広場
 生涯学習センター(元「七夕会館」)南側に広がる広場。

19.七夕通り
 平成16年に全面開通した原田駅大崎線。「七夕通り」の愛称で市民に親しまれています。

20.七夕橋
 七夕通り(大崎)にある橋。欄干には織姫と彦星、隣の水門の壁にはシンボルマークが描かれています。

21.たなばた地域運動広場
 七夕神社の隣にある公園。入り口には織姫と彦星のブロンズ像、歩道にはこと座やわし座などのプレート、ブロック壁には七夕伝説の金属プレートがあります。

22.七夕神社
 大崎にある神社。媛社(ひめこそ)神と織女神が祀られています。昔は裁縫や機織りが上達し、良縁が得られると伝えられていました。

23.天の川大橋
天の川と例えられる宝満川にかかる橋。欄干には織姫と彦星のモニュメントがあります。

24.稲吉老松神社
 かつて、宝満川をはさんだ七夕神社の対岸には、犬飼神を祀った牽牛社がありました。大正12年の圃場整備の後、現在は稲吉橋にほど近い老松神社にご神体が合祀され、牽牛社のあった場所は、水田の脇にある岩がその名残をとどめています。

街頭.jpg25.織姫の街灯

 市内のいたるところに織姫の描かれている青い街灯があります。


このページに関するお問い合わせ

小郡市役所 商工観光課 商工観光係(観光担当)
〒838-0198 小郡市小郡255番地1(南別館1階)
電話:0942-72-2111(代表) / ファクス:0942-72-5050
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