鴨のまちプロジェクト

さまざまな形で「小郡と鴨の関わり」をお伝えしていきますのでどうぞお楽しみに!
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鴨のまちプロジェクト
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「鴨のまちプロジェクト」は、昔から小郡と結び付きが強い“鴨”を活用し、食文化の継承や新たな特産品開発などに取り組むものです。
令和4年度には、鴨文化・料理の普及とブランド化を目的として、第1回目となる鴨の料理コンテスト「市制50周年鴨まちコンテスト」事業を実施します。
この「鴨まちコンテスト」を皮切りに、さまざまなアプローチで「小郡といえば、鴨」「鴨のまち、小郡」を発信し、本プロジェクトを通して、地域で受け継がれ根付いている伝統的な食文化を継承するとともに、小郡市で取り扱う鴨に対して共感性や価値を最大限に高め、独自の付加価値を創造することを目指しています。
プロジェクトの背景
秋の彼岸のころを過ぎると、鴨は寒さを避け、北国から渡ってきます。小郡市の三国地区は、昔から鴨の飛来地として知られていました。小郡は江戸時代から鴨猟が盛んで、さまざまな手法で鴨料理が振る舞われました。
近年は土地利用の変化により鴨の飛来が減少し、次第に食卓から鴨の姿も消え、知る人もわずかとなってしまいました。しかし、今でも冬のため池や宝満川では、鴨がゆったりと泳いでいる景色が見られます。夕日に照らされたこの美しい情景、そして、それにまつわる歴史や文化は、小郡ならではのものです。
本プロジェクトを通して、地域で受け継がれ根付いている伝統的な食文化を継承するとともに、小郡市で取り扱う鴨に対して共感性や価値を最大限に高め、独自の付加価値を創造することを目指しています。
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小郡市の鴨猟「伝統の無双網猟」
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毎年、猟期(11月15日〜2月15日)になると、江戸時代から続く伝統の「無双(むそう)網猟」が行われています。
幅約2.5メートル、長さ約14メートルの横長の大きな網で、ため池や深田などにまいた餌(青米)のそばに網を設置します。鴨が来たときに遠くから針金で手綱を引っ張り、網が広がり鴨に覆いかぶさる、という仕掛けです。- 猟ができる数は、毎年上限があります
【青米】
何日もかけて青米を撒き、鴨を餌付けし、次第におびき寄せます。
猟を模した様子を動画(外部リンク)でご覧いただけます。
200メートルも離れたカモトヤ(見張り小屋)から様子をうかがいます。
鴨は警戒心がとても強く、ちょっとした物音や光、人の気配などに気づくと逃げてしまうので、夕方のうちに山に入り、200メートルほど離れたカモトヤ(畳一畳もないほどの見張り小屋)の中で、音を立てずに鴨の様子をうかがいます。
真冬の凍てつく寒さの早朝6時。カモトヤで息を潜めてじっと機会を待ち、いよいよ網被せ。鴨が餌を求めて餌場に上がってくるときに、一気に手綱を引きます。わずか1秒、一瞬で捕獲します。
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小郡の鴨を取り巻く食文化
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地元では昔から、甘辛い醤油につけたたれ焼きや、鴨ごはんが食されてきました。
程よい食感があり、野性味と奥深い旨味があります。
小郡の鴨は陸ガモと言われ、青米などの穀物をたっぷり食べていることから、コクがありまろやかで、臭みがないのが特徴です。
そんな「小郡の鴨を取り巻く食文化」は、令和4年3月に世代を超えて受け継がれ、長く地域で愛されてきた食文化として、文化庁の「100年フード」に認定されました。
文化庁「100年フード」サイト(外部リンク)
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おごおり鴨map
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小郡と鴨の関わりや、食文化、鴨猟、天然鴨料理・合鴨料理を提供する店などを紹介するガイドブックを作成しました。
p0-7 全体版 (PDF:4,157KB) p0 表紙 (PDF:30,072KB) p1 小郡って鴨のまち? (PDF:25,987KB) p2 古文書にみる”小郡と鴨” (PDF:4,236KB) p3 伝統の”無双網猟” (PDF:5,792KB) p4 天然鴨料理の店 (PDF:6,238KB) p5 あい鴨料理を提供する店 (PDF:5,022KB) p6 店舗map (PDF:1,529KB) p7 鴨にまつわるエピソード (PDF:4,001KB)
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鴨まちコンテスト(鴨料理のコンテスト)2022
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市内のさまざまなジャンルの飲食店で考案されたレシピによる鴨料理を、チケット制で食べ比べして楽しむイベントです。メニューの内上位3品の人気メニューを競います。
また、鴨料理コンテスト後、小郡の鴨文化をわかりやすく解説し、継続して鴨料理を提供いただけるお店を紹介するマップを作成する予定です。
日時
令和4年10月25日(火曜日)〜27日(木曜日)
11時〜23時の間で店舗ごとに実施時間を設定チケット内容(1枚)
- 鴨まちコンテスト用メニュー(テイクアウト含む)
- 飲み物(選択制)
イベントの楽しみ方
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鴨まちチケットを購入し、お好きな店舗で鴨料理をお召し上がりください。1セットで3店舗分の鴨料理と1ドリンクを楽しめます。
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気に入った店舗の番号を投票記入欄に記入して、参加店舗に設置されている投票箱へ入れてください。
チケット販売価格(税込)
3食つづり(前売り2,700円、当日3,000円)
メニュー・店舗一覧
各店舗が考案した合鴨料理のメニューは全23種類。
常連が集う焼鳥店や居酒屋、本格肉バル、こだわりワイン串バル。インスタグラムで話題のカフェや連日行列のラーメン店、うどん店など、和食、洋食、中華、多国籍とオールジャンルで楽しめます。(各店舗ソフトドリンクを用意しています)
鴨まちコンテストパンフレット(地図・店舗)(PDF:791KB)
- 本イベントでは合鴨肉を材料として、各店で趣向を凝らしたメニューを考案しました
問合せ先
鴨のまちプロジェクト実行委員会事務局
〒838-0198 小郡市小郡255-1
電話 72-2111(内線142)
ファクス 72-5050
Eメール shoko@city.ogori.lg.jp
このページに関するお問い合わせ
小郡市役所 商工観光課 商工観光係
〒838-0198 小郡市小郡255番地1(南別館1階)
電話:0942-72-2111(代表) / ファクス:0942-72-5050
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