【小郡市・東京理科大学・九州医療専門学校による共同研究】

最新の体幹研究で気軽にチャレンジ！「5分で体幹トレーニング」体験者募集

市は、東京理科大学、九州医療専門学校（鳥栖市）との3者でアシストスーツ（マッスルスーツ®）を使った体幹強化やフレイル※予防対策について共同研究をしています。市の職員等が行った2週間の体験では姿勢の改善など身体の変化が見られました。

1. フレイル：加齢に伴う筋肉量の減少・低栄養・口腔機能低下による健康な状態と要介護状態の中間の状態。身体的機能や認知機能の低下が見られ、低活動になり、要介護状態に陥りやすい状態のこと

今回の体験は、20日間、アシストスーツを貸し出し、ご自身で毎日5分間のトレーニングをしていただきます。トレーニングと言ってもきつい運動や難しい動きはありません。九州医療専門学校の体幹のスペシャリストが皆さんのトレーニングをサポートします。
「フレイル予防対策として」「美しい姿勢を手に入れるために」アシストスーツによる体幹強化を体験しませんか。
なお、トレーニング前後の変化等のデータを共同研究に使うことをご了承ください。

【体験期間】
令和6年1月11日（木曜日）～2月1日（木曜日）

1. 期間中3回の講座に出席していただきます
    

講座	体験期間	内容
第1回	1月11日（木曜日）	身体の状態測定、体幹や着用方法、トレーニングについてのレクチャー、練習
第2回	1月18日（木曜日）	正しい装着や動きの確認、指導
第3回	2月1日（木曜日）	身体の状態測定、初日との変化等の確認など振り返り、まとめ
【時間】14時～16時（第2回以降は1時間半程度） 【場所】小郡市生涯学習センター　会議室3・4

【定員】
8人（先着順）

  【参加条件】

1. アシストスーツの体幹強化やフレイル予防の効果についての研究の一環として、アシストスーツ着用前後の変化のデータを提供いただくことに同意いただける方
2. 3日間の講座に参加できる方
3. 以下に該当する方はトレーニングによって悪化する可能性がありますので参加をお控えください。
   • 現在、腰や背中・股・膝関節を痛めてる方または受診中の方
   • 圧迫骨折・骨粗鬆症（こつそしょうしょう）の既往のある方
   •  医師から重いものを持つことを制限されている方
   • 妊娠中、もしくは妊娠の可能性のある方
   • ペースメーカーを装着されている方

【申込方法】
電話・ファクス・Ｅメールで（1）氏名（2）年齢（3）住所（4）電話番号（5）講座名（５分で体幹トレーニング）をお知らせください。

【申込み・問合せ先】
長寿支援課　地域包括支援係
電話：72-2111（内456）
フェクス：73-7561
Eメール：houkatsu@city.ogori.lg.jp

チラシ表（PDF：687KB）

チラシ裏（PDF：739KB）

マッスルスーツ®を活用したフレイル予防の取り組み

市は、東京理科大学工学部（東京都葛飾区）・小林宏教授が開発した、介護や建設現場等での腰の負担軽減に役立つパワーアシストスーツ「マッスルスーツ®」を活用し、フレイル（※1）予防に活かす取組みについて、令和2年1月24日に共同研究を締結しています。

自己流の運動では腰を痛める場合もありますが、マッスルスーツ®では空気圧を利用した人工筋肉により安全にエクササイズを行うことができるため、新型コロナ禍に配慮しながら、まずは各校区コミュニティセンター職員が体験し、アンケートを実施し、取組みの課題を検証してきました。

ロコモ度判定でも、40～50代、あるいはそれより若い方でも腰痛等の困難を抱えており、また、終日座ったまま仕事をすることで、体幹（インナーマッスル）が衰えている市職員も多いことから、今度は市職員9名にマッスルスーツ®を貸出し、朝・夕5分程度のエクササイズを20日間実施しました。
フレイル予防への効果や事前事後の変化をTANITA（タニタ）の運動機能測定・体組成測定やアンケート、動画解析により検証しました。

その後、市商工会（青年部）にも協力いただき、市職員と同様に、マッスルスーツ®を貸出し、検証を行っていただいており、アンケートでは疲労、睡眠が改善、タニタの体組成計でも、筋肉量、SMI値が改善、立ち上がり時の動作解析では体幹傾針角に改善が見られました。

※1　フレイル
加齢に伴う筋肉量の減少・低栄養・口腔機能低下により健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られ、低活動になり、要介護状態に陥りやすい状態のこと。

報告書（小郡市・東京理科大学・九州医療専門学校による共同研究）（PDF：415KB）